富士大和森林組合ブログ

おはようございます
富士町地域おこし協力隊の門脇です
季節はすっかり梅雨ですね。
古湯は今朝も小雨と曇り空です
じめじめした空気の苦手な私ですが、
山のしっとり感はなかなか良いかもなんて思う今日この頃です。

さてさて、今日は、先日受講してきた
伐木作業者安全衛生特別教育講習こと
『チェーンソー講習』
のレポートをお届けしたいと思います





そもそも、『チェーンソー講習』って何？！
という方も多いと思います。
私も富士町に来るまでそんな講習があるとは知りませんでした
実はチェーンソーにも刈払機にも免許があるんですよ～
仕事でチェーンソーや刈払機を使用する場合には原則としてこの資格を持っている必要があるんです
チェーンソーも刈払機もそれだけ取り扱いの難しい機械であるということでもあると思います

チェーンソー講習では１日目の学科と２日目の実技の２日間に渡ってチェーンソーを安全に使うための基本的な知識と技術を学びます


１日目の学科の内容は

伐木作業に関する知識　3時間
チェーンソーに関する知識　2時間
振動障害及びその予防に関する知識　2時間
関係法令　1時間

と、、、、

１日中座学、、、

ぐー、、、


って！！うぉぉっとっと、、、、


結構こわーい話も多く寝ていられませんよ！！

チェーンソーを使用した作業での死亡者数は
平成12年～21年の10年間でなんと503名
毎年50名前後の方が命を落とされています

講義ではどんな時に怪我や事故が発生するのか、
どうやったら防げるのか、
ただチェーンソーを使うためではなく安全に仕事をするための知識と技術を教えてくれるのです

近年はハーベスタやフォワーダなどの
先進林業機械の導入が進み安全性は高まっていると言われてはいるものの林業という業界が全職種の中で危険度が１番高いという事実は未だ解決されていません
そんな中日々、現場の皆さんが働いていてくれているのだと思うと本当に頭が下がる思いです

どうか林業に関わる全ての人が今日も怪我なく無事に１日の仕事を終えられますように
そう祈るばかりです


今回はテキストの表紙くらいしか写真がなかったのですが、
次回は実技編のレポートを書きたいと思います
最後までご一読頂きありがとうございました！！